医療機器メーカーL社のグローバル人事制度統合

クロスボーダーM&A後の組織統合

複数の海外企業を買収し、急速にグローバル化を進めてきた医療機器メーカーL社。各国で異なる人事制度や企業文化が存在し、グローバルでの一体的な事業運営に支障をきたしていました。

work scopeは、日本本社と海外子会社の人事担当者との密接な協議を重ね、各国の法制度や労働慣行を踏まえながら、グローバルで統一された人事制度の設計を支援しました。
特に注力したのが、グローバル共通の職務等級制度の構築と、それに基づく報酬体系の整備です。各国の市場水準を考慮しながら、公平性と競争力を両立する報酬制度を確立。
また、グローバル人材の育成と登用を促進するため、国際間の人材異動を支援する制度や、グローバルリーダーシップ開発プログラムも導入しました。

さらに、多様な文化的背景を持つ従業員の相互理解を促進するため、バーチャルチームビルディングやクロスカルチャーコミュニケーション研修なども実施。組織の一体感醸成にも取り組みました。